夢に向け一心不乱になった

なんとしても行かねーと。本当、今日、絶対訪れたいのよ!「おま、流石に突然は無理だべ。色々手続きや準備、心構えなど多々…」

全部不要!切符さえGETすれば、ほら。鞄、着替え、財布、これで十分。今の人は皆、惰弱よ!荷物沢山持つ…。本当に必要な物だけ持てば十分、違う?

「ちがわねーが、けど一体何するんだ?何もねーべ?」開運祈願!大願成就を願い奉るに、決まっとろーが!

こんな不幸、幸薄娘と周囲から言われ続けた私だって、行けば開運出来る!そんな気がする。

「気の所為じゃん?つーか、東京から大分距離あっべ。やめろ、時間・金の無駄遣い」ふん!耄碌した爺様には、分からんさ。やりてーよーにする、口出し無用。

「おうおう。流石我が孫娘、気概充分だの。頑張れや!」お。応援してくれる?嬉しーわ。でも急に心変わりの理由は?

「儂も昔、夢に向け一心不乱になった事を、思い出してな!」へー良かった。理解感謝。